京都や加賀の友禅にも、沖縄の紅型などにも、実はちりめんが使われています。ちりめんは、生糸を原料とする白生地の絹織物。これに後からさまざまな色柄が染め付けられて、華麗な着物へと変身します。生糸に含まれている不純物や、二カワのような接着性を持つセリシンを取り除く「精練」という工程を、織りの前に行えば「先練」、後に行えば「後練」と呼びます。全国の白生地生産量の約六十%以上を占める「丹後ちりめん」は、後練絹織物の代表的な存在です。現在丹後で織られているちりめんは、シボ(皺)の風合いを活かした「無地ちりめん」と、柄の粋と華やかさを活かした「紋ちりめん」の二つに大別できます。これを覚えておいていただきたいものだ。朝代神社は旧加佐郡(舞鶴市と福知山市大江町)内にある大小十一社の式内社の中で、唯一の大社とされる格式が高い古社で、舞鶴市内最大の本殿、拝殿、中門が市指定文化財となっています。また、敷地内には小結ケヤキがあります。顕宗天皇の元年三月、由良川域の漁師、野々四郎が漁に出ると、金色の鮭に乗り、片手に五穀、もう一方に蚕の種を持った神が現れ、大川の地に祀るようにというお告げがありました。それにより四郎は翌年九月に社殿を造営したというのが神社の起こりと伝承されています。このことから農業の神、養蚕の神、豊漁の神、また、安産の神としても信仰を集めてきました。由良川沿いに住む人々は長く鮭を食べなかったそうなのである。
[参考情報]
夕日ヶ浦温泉「坂本屋瑠璃亭」