定着率の低い一見さんよりもリピーターを増やし、お店のファンになっていただくのが安定した手堅いビジネスの定石です。例えば、AさんとBさんという顧客の例を挙げてみましょう。Aさんは10個くらいあるメニューの中で3つを繰り返し受けている。Bさんはほとんどのメニューを受けたことがある。エステサロンにとってどちらが客層として手堅いかというとBさんの方です。その理由は、Bさんの方がエステサロンのサービス内容をよく把握してくれていて、他のお客さまを紹介してくださる可能性が高いからです。つまり、一人でも多くのBさんを作ることが、成功するエステサロン経営の秘訣なのです。Bさんも初めは1つのメニューから始まります。そして、2つ3つと違うメニューへ連鎖していく。そこには、必ずエステティシャン側からの働きかけがあったはずです。お客さまの側から、初めてのメニューを自らリクエストされることはほとんどありません。なぜなら、受けたことのないメニューの内容はどんなものか分からないし、自分の身体を触ってくれている技術者が勧めてくれないメニューは、基本的に自分に必要だとは思いにくいからです。お客さまが他のメニューを試されるきっかけは、したことのないメニューの中から施術者がその人の嗜好や価値観にあったものを提案したり、キャンペーンの告知をしたりしてレールを敷いてあげるから。なので、いくら新しいメニューを作ってもきちんと言葉でお勧めしなけれなければ無いのと同じです。