1回の講義でなるべくたくさんのことを理解しておくというのは望ましいことですが、なかなかそううまくはいきません。予備校で講義を聴いても、十分意味が分からないという人がいます。そういう人は、「他の受験生は全部分かっているのではないか」と不安を感じるでしょう。しかし、実際のところ、講義された内容の全部を1回で分かる人というのはあまりいません。難しい資格試験ならば、1人もいないはずです。他の受講生が全部分かっているような顔をしているというのは、そう「見える」だけです。毎回講義されること全部の意味が分かるというのならば、その講義は、内容が簡単すぎて合格に役立たない講義か、資格自体が簡単すぎるかのどちらかです。講義中に内容が全部分かるならば、簡単に試験に受かってしまいます。合格者は必要な知識の習得は、受験直前になんとか終わらせるという程度が普通です。